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日本国債、日本の長期金利につえては、昨年からウォッチしてきました。3ヶ月先までを占ってみました。
占的:日本の長期金利について、今後3ヶ月の見通しいかん。
得卦:水地比の上六
爻辞:これに比する、首たることなし、凶。
象:これに比する首たることなし、終るところなきなり。
意味:比は親しむの意味がある。この卦は地の上に水があるかたち。地面に水を撒くと水は地面と密着して、親しむので比という。
上六は陰爻で柔弱なのに一番上にいる。高い位置にいるが、徳が備わっていないで、剛でもないから、下のほうが比(した)しまない。
比(した)しもうとしても、首(あたま)がないということになってしまう。
象の言わんとすることは、首は始めの意味で、始めがないから終りもない、
つまりそもそもの始めが善くないのであるから、終りも当然に善くない。
自分が悪いのであるから誰からも相手にされなくなるということ。見放されるような時ということ。
本国債はバブルの状態が長年続いてきたと思います。
国債バブルといえばまさに債務返済能力という根本の首(あたま)が問題です。
国債を買うのに返済能力という首(あたま)に比(した)しむことができないから、凶である。
限界に近づきつつあると見ます。日本国債が売られる時が近づいていると感じます。