2014.1.19 東京都知事選挙、細川護熙元首相の運命は如何

猪瀬知事辞職に伴い東京都知事選挙が行われます。 脱原発を争点にして細川元首相が立候補するとのことです。脱原発で共鳴した小泉元首相が応援することになりました。
元総理が知事に立候補するのは前代未聞です。細川元総理の辞め方は、安倍現総理が一度目に辞任した時と同様に、惨めで不名誉な形でした。 平成の世にあっても殿様と呼ばれる細川家の当主。老いた貴公子は、常人では考えられない美意識を持っているのは間違いありません。 衆議院当選1回目で総理に就任した唯一人の人でもあります。安倍氏が再び輝きだしたことに、シンパシーを感じたのではないかと想像します。
元首相が大蔵大臣に就任した宮沢喜一氏、現財務大臣の麻生太郎氏についても就任すること自体に大いなる疑問は禁じえないのですが、 都知事選立候補となるとますます腑に落ちない気持ちなのは筆者だけではないと考えます。常人離れしています。やはり、殿様といわれる人は只者ではありません。

占的:東京都知事選挙、細川護熙元首相の運命は如何。

得卦：巽為風の九二

卦辞：巽は小（すこし）亨（とお）る。往くところ有るに利あり。大人をみるに利あり。

卦の意味：小さな願いは通る。偉大な人に随って行けば良い。

爻辞：巽（したが）って牀下（しょうか）にあり。史巫（しふ）を用いること紛若（ふんじゃく）たれば、吉にして咎（とが）なし。

爻の意味：牀下は寝台のこと。謙遜して寝台の下に平伏している。史巫は神官と巫女。神官と巫女を数多く用いていけば、吉であり、咎はない。

巽の卦辞から。大人が小泉元首相であることは明らか、選挙の戦い方として、大人を迎えたことは正しい。小泉首相にあくまでも付き従ってこそ勝てると思われます。 謙遜に徹する時です。これから、総理時代にいったん蓋をした問題にも答えていかねばならないでしょう。謙遜の態度で乗越えられるかが焦点になります。
現時点では、小泉元首相という大人をしっかりと掴まえられた事でかなり勝負を有利にしたと見ます。