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猪瀬知事辞職に伴い東京都知事選挙が行われます。自民党都連が推薦するのは舛添要一元厚生労働大臣です。 世論調査で、東国原氏を上回ったようで、選挙に勝てる候補として登場しました。党内では自民党を離党した経緯が問題視されたようですが、世論調査の結果が押し切ったのでしょう。 東国原氏は、筆者の予想通り引き上げられませんでした。
占的:東京都知事選挙、舛添要一元厚生労働大臣の運命は如何。
得卦:風天小畜の九五
卦辞:小畜は亨る。密雲して雨ふらず。我が西郊よりす。
卦の意味:畜は蓄積の意味と留めるの意味を持つ。小畜は蓄積する力も、留める力も弱い。 留められたエネルギーが小さいので、亨りはするが、外に対して劇的には働かず、濃い雲が湧き起こっても雨が降らない。願いが通る可能性はある。しかし、大いに為すには至らない。
爻辞:孚(まこと)あり攣如(れんじょ)たり。富(とみ)其(その)鄰(となり)とす。
爻の意味:手を繋ぎ合う孚(まこと)があり、自分だけ富もうとしないで、隣人をともに富ませる。
自民党とズブズブの関係になって選挙を進めるでしょう。それが吉と出るか凶と出るかです。しかし、彼に他の選択肢はありません。原発への取り組みがキーになるでしょう。
自民党の意に沿わない発言をすれば繋いだ手が離れてしまいますし、またそのような発言はさせてもらえないでしょう。
口から生まれたような元学者の最後の戦いになります。 自身の力で勝とうとすれば、自民党を批判するようなことを言ってしまう。 自身に蓄えられたエネルギーはそれほど大きくないということを自覚しなければならない。
自民党と成果を分け合う態度と精神が必要です。相手は細川護熙元首相、強敵です。