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新年度が始まりました。3か月の日本国債の見通しを占います。
占的:日本国債の今後3ヶ月の見通し如何。
得卦:火雷噬嗑の六三
卦辞: 噬嗑亨(ぜいごう)は亨(とお)る。獄(ごく)をもちうるに利し。
卦の意味:噬嗑は「ぜいごう」と読む。噛むこと。噬嗑のときは、障害物を噛み砕いて進むべきとき。 卦辞では獄を用うるによろしとあるように、 天敵を牢屋に入れて排除するときという。
爻辞:腊肉(せきにく)を噬(か)んで、毒(どく)に遇(あ)う。小しく吝(りん)。咎(とが)なし。
爻の意味:腊肉は小動物を骨付きのまま乾かした肉。堅い。 六三は陰爻で柔弱。刑罰が中らない、相手が屈服しない。 激しい反抗にあうだろう。硬い干し肉を噛んで毒に中るようなもの。 少しく吝、咎なし。とは、刑罰を行うときでればこそ、正しくない刑罰でも小さい恥ですむ。面目は失うが致命傷ではない。
4月1日から消費税率が5%から8%に引き上げられました。個人消費の減少が見込まれますが、政府はほどなく回復するとしています。
また、消費増税による景気腰折れを懸念して、日銀が追加緩和するとする見方があります。増税のために、金融を緩和したり、財政支出を増やすわけです。
アベノミクスの勢いは使い尽くした感がありますが、ここ3か月は、軽い食中毒になるくらいで、致命傷を負うことはなさそうです。