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最近になって、東日本大震災の余震とみられる地震が続けて観測されています。被害は出ていません。東海、東南海、南海の地震はいつ起こるかわかりません。油断大敵。
人々が地震に慣れてきているときに、天は余震という形でヒントを出しているのかもしれない。用心せよと。
非常に気になったので、占いました。
占的:巨大地震により、被害が出るか、今後3か月の見通し如何。
得卦:震為雷の九四
卦辞:震は亨(とお)る。震來(きた)るとき虩虩(げきげき)たり。笑言啞啞(あくあく)たり。震は百里を驚かす。匕鬯(ひちょう)を喪(うしな)わず。
爻辞:震(ふるい)て遂(つい)に泥(なず)む。
爻の意味:上の読み方をすると、大地振動しようとして(震)、そのままずるずると(遂)、消えてしまう(泥)という意味ですが、「震いて、泥(どろ)に遂(お)つ」と読む説もあります。
泥に遂つと読むと地震の様が見えてきます。地震で泥におちるということは、津波や液状化の被害が想定されるということでしょう。 直下型で、建物の倒壊や大規模火災の被害を想定するよりも、海からの脅威、地盤の弱体を注意しておいたほうがよいでしょう。
今回の易占のインスピレーションは、地震を占って、震為雷の卦を得たということにつきます。上も下も震るえて動く。地震の時であるぞ、用心せよ、備えよとのメッセージです。
しかし、地震は一時のもの、地震は来るものと心に覚悟あれば、乗り切れます、狼狽してはいけないと、卦辞は教えてくれます。
また、爻辞の泥からは、液状化や津波のイメージをストレートに受け取ることができます。とすると、東海、東南海、南海地震の可能性に思い当ります。
外国からの圧力に、大地震の被害が重なったとき、明治維新の胎動が始まりました。東日本本大震災を経てなお、原発を稼働させようと躍起になる安倍内閣。
財政再建は政府の仕事と言いながら、国債を買い占め続ける日本銀行。どんな悲劇が待ち構えていようとも、
都合の良い専門家の意見書と議事録さえ取っておけば自分に責任はないと考えている、エリートたちの姿に筆者は江戸幕府の末期を、新興明治日本に戦争で負けた清朝の末期が重なります。
こんな時に地震は来るのかもしれません。