トップ 易とは 六十四卦 紹介 連絡

2021.10.29. 岸田文雄内閣総理大臣、来る10月31日総選挙の運命如何。

自民党総裁選挙を勝ち上がった岸田文雄新首相は間髪入れず選挙日程を組みました。都民ファーストの会は候補者の公募が間に合わず封じ込みに成功して不戦勝を収めました。 幹事長人事では甘利氏を起用したため人気にはマイナスが表れています。内閣支持率もニューフェイス効果が見られず低空でスタートしました。自民党への逆風を劇的に変えるには至っていません。 それでも菅首相のまま総選挙突入するよりもましな負け方にはなるでしょう。問題は、果たしてどの程度負けるのか。 岸田新首相の運命を占的にして見ます。

占的: 岸田文雄内閣総理大臣、来る10月31日総選挙の運命如何。

得卦:乾為天の九三

卦辞:乾、元亨利貞。

爻辞:九三。君子終日、乾乾たり。夕、惕若(てきじゃく)たり。厲(あや)うけれど咎なし。

爻の意味:君子は終日つとめはげみ、夕べには反省して惕(おそ)れ慎む。危険はあるが、咎はない。

岸田氏は念願の総理総裁になり、得意の時でしょう。乾為天の時には違いない。九三は下卦の極で警戒を要します。本人が得意絶頂になり怠惰、無反省になれないところです。 終日つとめはげみ、夕べには反省するような態度であってあじめて咎なしという。岸田首相には危険な時ですが本人の態度が良ければ早速の総辞職にはならずに済みます。


©Tanaka Masao 2011-2021